本章では、「ノウフルについて」でお伝えした「シン・マーケティング」に関して、販促における成功事例を紹介する。

まず販促とは、オフラインと呼ばれるチラシやテレビCM、ラジオ広告などを指す。また、PRやプレスリリース、Web広告やSEOを活用したホームページ、SNS、そして契約は紹介となる。
シン・マーケティングの観点で言えば、販促だけでなく、相談会や勉強会などさまざまな接点を獲得していく販路戦略、自社のUSPでブランディングしていく商品戦略があるが、それらのノウハウは他の記事に譲るとして、ここでは販促の事例について紹介していく。

今回は、インスタグラムを活用することで来場者数を3.3倍にした栃木県B社について、紹介していきたい。 B社の概要は下記になっている。

B社がどのようにしてインスタグラムを活用し、来場者数3.3倍を実現したのかについて見ていく。
では本日の目次を見ていこう。
はじめに
まず、我々は販促において「エンゲージメント」という言葉を重要視している。エンゲージメントとは、ユーザーの中で何かしらの反応があった数のことである。ホームページで言えばリピートアクセスやリピート率、SNSで言えば「いいね」をした数など、実際に有効とされるアクセスを意味する。

このエンゲージメントを高めることが非常に重要である。例えばインスタグラムで言えば、エンゲージメントは「いいね数」「コメント数」「写真保存数」などを指す。この三つが増えれば増えるほど、いわゆる「バズる」状態になる。

これがYouTubeであれば、動画の再生数や視聴時間、視聴完了率、高評価・低評価の数、コメント数、総再生時間などが指標となる。

TikTokで言えば、平均視聴時間やフル視聴率である。

LINEで言えば、ターゲットリーチ数とクリックユーザー数が該当する。ターゲットリーチ数とは、友達の数からブロックされた数を引いた数である。クリックユーザー数とは、自社のメニューページがタップされた数を意味する。

エンゲージメントはウェブサイトにも同様に存在し、一度来てすぐ離脱するユーザーではなく、リピート率、つまり何度も訪れてくれるユーザーが評価対象となる。それ以外にも、滞在時間が長いユーザーや閲覧ページ数が多いユーザーも含まれる。

そしてウェブ広告も同様である。表示回数や、何人に届いたかというリーチ数、何%クリックされたかというクリック率、何%反響したかという反響率が重要となる。

B社の取り組み
このような中で、 B社はインスタグラムにおいて「インタラクション」を強化することによって来場を圧倒的に増やした。まず改めて見ていこう。 インスタグラムのエンゲージメントとは、いいね数、コメント数、写真保存数といった三つの指標である。
これらはインスタグラム上では「インタラクション数」「インタラクション率」と表現される。ここでは分かりやすく、「エンゲージメント数」「エンゲージメント率」と表現する。インスタグラムにおけるエンゲージメント率の適切な水準は、フォロワー数によって異なる。
フォロワー数が例えば100人であれば、そのうち20%がいいねや保存をしてくれれば合格となる。それが10万人になれば0.6%が合格ラインとなる。つまり、フォロワー数によってエンゲージメント率の適正な水準は変わってくるのである。

エンゲージメント率を上げる三つのポイントは下の図の通りである。今回は、そのうちの「統一感を出す」というポイントについて詳しく見ていきたい。

下の図をご覧いただきたい。こちらはあるインスタグラムの投稿事例であるが、見ていただくと分かるように、写真の色合いで統一感が表現されている。

このような統一感を出す上で重要になることは、まず「どのようなコンテンツを発信するか」を決めることである。インスタグラムの投稿パターンは大きく三つに分けられる。

一つ目は「キュレーション型」で、お役立ち情報などを発信するパターンである。例えば、下の図のような形でさまざまな情報を発信していることがお分かりいただけるだろう。
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