7月8日・9日の二日間にわたって行われた、第十三回ビルダーフォーラム見学会の様子を紹介しよう。今回案内役を務めたのは株式会社ノーブルホーム。茨城県水戸市に本社を構え、地域密着で自由設計から企画住宅まで幅広い商品展開される会社である。2025年にオープンしたばかりの「体感ショールーム宇都宮」や、リアルサイズの住まいが集まる体験地区「ノーブルビレッジ」など、さまざまな施設を実際に見学することができた。あわせて、営業企画部や商品開発部、技術開発・購買課、設計管理課の取り組み、理念経営、そして「ノーブル人」という人物像の育成に至るまで、普段はなかなか聞くことのできない貴重なお話を聞かせていただいた。
視察先概要
会社情報 | 株式会社ノーブルホーム |
社員数 | 525名 |
住所 | 〒310-0852 茨城県水戸市笠原町1196-15 |
体感ショールーム宇都宮の見学
2025年6月にオープンされた「体感ショールーム宇都宮」では、保証や設備、住宅性能などを実際の展示と営業スタッフさまの説明を通じて体験。お客様と同じ流れで案内していただき、リアルな体感価値の高さを実感できた。
リアルサイズの暮らしを再現された体験地区
ノーブルホーム様の、リアルな住まいが集まる体験地区「ノーブルビレッジ水戸」を見学。生活動線や空間の広がり、設計・仕様の工夫など、理想の住まいをより具体的にイメージできる素敵な空間ばかりであった。
「ノーブルホームスタジアム水戸」見学
地域のスポーツ振興に貢献する拠点として、ネーミングライツを取得された施設とのこと。企業としての地域貢献や、ブランド価値の発信の一端を知る機会となった。なお、今回は時間の都合もあり、車窓から外観を少し拝見するにとどまった。
ノーブルホールディングス本社訪問
まず、設計部の方から業務体制や海外連携などの取り組みについてお話を伺った。働き方改革を見据えた効率化の工夫や、現場と連携する仕組みに触れ、理解が深まった。その後は実際に社内を見学し、各フロアで社員の方々にお声がけさせていただきながら、現場の雰囲気を体感することができた。
福井社長による講演
創業期から現在に至るまで、理念を経営の中心に据え、組織やブランドをどう築いてこられたかについて、福井社長よりお話しいただいた。経営者としての視座から語られた、理念の実装とその浸透に向けた数々の取り組みに、深い学びと気づきを得る時間となった。
各部門からの取り組みご紹介
「ノーブル人」の育成をはじめ、リブランディングの背景やブランドミッションの浸透、働き方支援制度の整備など、理念に基づいた多角的な取り組みが紹介された。言葉だけでなく、実際の行動や仕組みに落とし込まれている点が印象的であった。
ノウフル編集長より
今回は、茨城県を拠点に展開するノーブルホームの視察に同行した。体感ショールーム宇都宮やノーブルビレッジ、さらに本社訪問や福井社長の講演などを通じて強く感じたのは、同社が「理念を軸に、地域に根差した暮らしを形にする企業」であるという点だ。
体感ショールームでは、性能や設備を「体験」という形で分かりやすく顧客に伝える工夫が随所にあり、ノーブルビレッジではリアルサイズの住まいを通じて、生活動線や空間の質感を肌で感じることができた。また、スタジアムのネーミングライツ取得や本社の働き方改革の取り組みなど、事業領域の広がりと地域貢献の姿勢も印象的だった。
また、福井社長の講演では、創業から現在に至るまで理念を中心に据えた経営がいかに組織文化を形作り、人材育成やブランド力の源泉となっているかが語られた。理念を抽象的に掲げるだけでなく、制度や仕組み、日々の行動にまで落とし込む姿勢に、確かな説得力を感じた。ノーブルホームは、地域に根差しつつも未来を見据え、住まいづくりを通じて社会に価値を還元する企業である。今回の視察は、その姿勢を間近で体感できる貴重な機会となった。
引用