デジタル革命により集客のあり方が大きく変わった住宅業界。そんな中、業界に革命を起こそうと住宅会社専門のSNSサポートを行っているトラストリード。今回は同社江島社長にサービス内容から得意テーマ、業界に対する想いなどを語って頂いた。(聞き手:ノウフル編集部)

 

checkbox来店にこだわった支援スタイル

 

ー御社のサービス内容についてお伺いさせてください。

 

 

Instagram分析ツール「ペガサス」を活用したSNSの伴走支援をしています。よく、インスタ運用代行会社と言われるがそうではありません。インスタも運用代行もあくまで手段であって目的である「来店」に向けて様々な施策を行う会社です。そういう意味では広告・制作なども幅広く行うなかで結果的にInstagramでの成果が一番出ているという捉え方が近いですね。実際、「自社メディアを活用した伴走支援」という触れ込みで活動させていただいています。

 

checkboxデータ分析を活用したサポート

 

ー得意としているテーマはあるんですか。

 

Instagramです。理由はInstagram分析ツールを自社で開発したからですね。現状100社以上の住宅会社のアカウントデータが溜まっており、どのように更新すれば「来店」に繋がるのかの答えを知っています。

 

ーInstagramだけでなく来店を意識した取り組みをされているんですね。その中で他社に負けないポイントってあるんですか。

 

やはり分析ツールを持っている点がやはり強みと自負しています。住宅会社で100社ほどですが、他業界で言えば1,200以上のアカウントを保有しており、トレンドの投稿内容や”いいね”がつきやすい投稿などが可視化出来ます。ですから、支援の中で成功している会社の事例をご提案や運用を行っています。

 

 

checkbox住宅業界に対する2つの課題認識

 

ーなるほど。様々な業界を見ておられるという話がありましたが、その中で住宅業界に対して感じることはありますか。

 

2つあります。一つは、一方で衣食住において最も高額であり、一生に一度であるという領域を考えると販売において難易度が高いと感じていますね。さらにSNSなどの台頭でさらに難易度が上がってきています。2つ目に住宅業界は閉ざされたマーケットだと感じており、情報のストックスピードが遅いように感じます。

 

情報が流通しない分、代行などに解決策を求めてしまうケースが多い。もちろん効率という観点で代行サービスも必要であるが、代行契約が切れてしまえば元に戻ってしまい、自社の資産として積み上がらない。Instagramなどは最たるもので、Instagramをしなければ自社を知ってもらえない時代が来ていますが、住宅会社からすれば解決策がないなかで代行に依存してしまう。このような状況において住宅会社と伴走をしながら、最終的には自走してもらうことをゴールとしています。

 

ー住宅業界はFCへの依存度などを踏まえても自走体制が弱い業界です。そのような業界を変えたいという強い思いがあるのですね。

checkbox個社に合わせたサポートがしたかった

 

ー江島さんは前職はsuumoの担当者として住宅会社のサポートをしていたとお伺いしています。会社立ち上げの経緯とつながっているんですか。

 

 

当時はクライアントの課題解決に向き合えないという課題がありました。suumoという媒体は魅力的であるが、規模やビジネスモデルによっては合わないケースもありますが、そのような中でも提案の幅がなくsuumoを提案することが心苦しかったです。地場の工務店は資料請求ではなく来店が欲しい。

 

そのような課題に解決したいと考ていました。実際に業務外ではあるが来店に繋げる施策をアドバイスするなどをプチコンサルのような形で無償で行っており、このプチコンサルが経緯で会社設立にいたりました。

 

ーなるほど。これが冒頭の「来店」をゴールとした伴走スタイルにつながっているわけですね。

 

checkbox企業として大切にしたい価値観

 

ー最後に会社として大切にしたい価値観について教えて下さい。

 

 

変化の激しい現代において働き方の多様性が増してきました。結果、縛られない自由な働き方が求められているように感じます。その中で「やりたいが出来る」環境づくりを行いたいですね。自分らしい人生を描ける会社にしたいという思いが設立当初からあり、その上で前提になるものは「信用・信頼」だと考えています。

 

それはお客様もそうであるが、過去と未来の自分自身への信用・信頼も重要であると感じています。信用・信頼をベースにクライアントをリードするという意味でトラストリードとう社名にしました。

 

ーありがとうございます。現在社員のキャリア形成に向けて取り組んでいることはあるのですか。

 

 

はい。社員のキャリア形成の為に「ウィル・キャン・マスト」という人生のキャリアにおいて「したいこと」「出来ること」「すべきこと」を整理し、共に成長していくというキャリア研修を準備しています。このような体制の中で自分らしいキャリア形成をサポートしていこうと考えています。

 

ー本日はありがとうございました。

 

トラストリード

住宅業界を中心にマーケティングのサポートを行う会社。中でもInstagramからの集客サポートを得意としており、自社開発ツールPEGASUSを活用したサポートで来店をゴールとしたコンサルティングを行っている。

この記事が気に入ったら
いいね!をお願いします

最新情報をお届けします

フォローすると最新情報がTwitterで確認できます