3月24日・25日の二日間に渡って行われた、第十二回ビルダーフォーラム見学会の様子をご紹介いたします。今回案内役を務めたのは株式会社勝美住宅。兵庫県明石市に本社を構え、注文・建売・仲介・設計施工までを一貫して手掛ける、幅広い事業体制を有する会社です。建築技術者や、総務部、マーケティング部、営業部といった各部門が、それぞれ独自の視点で施策を展開されています。今回はそれぞれの取り組みやこれまでの歩み、今後の成長戦略について、リアルな声でご紹介いただきました。
フォーラムの概要
開催日 | 2025年3月24日・25日 |
案内企業 | 株式会社勝美住宅 |
開催地 | 兵庫県明石市 |
参加企業 | 全国ビルダーフォーラム会員企業24社+賛助会員19社、ほか |
内容 | 1、勝美住宅垂水店訪問 2、平屋専用団地「hitotoki(ひととき)」見学 3、建築部門 Labo本社訪問 4、渡辺社長講演 5、勝美住宅様の事業紹介のプレゼンテーション |
用地の仕入れについて(垂水店)
事業で一番重要となっている”用地の仕入れ”についてお話しいただきました。仕入れから販売・在庫管理までの全体像が見える、実務ベースの知見が詰まった内容でした。
用地の仕入れについて(垂水店)
お話後には、実際に行使されている労使協定書など、多数の資料を拝見させていただきました。他社の取り組みをこうして直接見る機会は貴重で、大変学びの多い時間となりました。
平屋専用団地「hitotoki(ひととき)」
兵庫県加古郡稲美町の、水と緑にあふれた美しい田園風景が広がるエリアに、兵庫県初の平屋専用団地として蘇らせた団地を見学させていただきました。個性あふれるKHCグループ各社5棟のモデルハウスには、それぞれ設計担当者が常駐されており、直接お話を伺える貴重な機会となりました。
建築部門 Labo本社訪問
KHCグループ共通の建築部門であるLabo本社を訪問。建築のスペシャリストたちが、日々どのように業務を進め、品質管理やメンテナンスに取り組んでいるのかを、その場で建築技術者の方にお話を伺うことができました。実務に根ざした取り組みの数々は、非常に参考となる内容でした。
渡辺社長講演
講演会では、渡辺社長の半生とそれを通じて勝美住宅がどのように成長してきたかをお話しいただきました。かつて“ブラック企業”と呼ばれた時代から、上場企業へと生まれ変わるまでの波乱万丈な軌跡は、まさに圧巻のストーリーでした。
各部門の取り組み
総務部・マーケティング部・営業部の各部門からも、勝美住宅様の具体的な取り組みについてお話をいただきました。それぞれ異なる視点からのご紹介でしたが、共通して感じられたのは、すべての改革の中心に渡辺社長の存在があるということ。みんなから愛され、信頼されるリーダーだからこそ実現できた変革であったのだと、改めて実感させられる内容でした。
引用