辰巳開発株式会社は、福岡県を中心に展開する住宅会社で、「人と住まいと街づくり」をスローガンに掲げ、人と住まい、人と街、そして人と自然の理想的な環境を常に追求している。住宅の企画・販売に加え、アーバンデベロップメント事業やレンタルアパートメントリレーション事業にも取り組んでいる。今回は、同社の代表である今村 誠児氏(代表取締役)に、 取り組みや販売における考え方、 経営のモットーなどについてお聞きした。

 

―まず、御社の特徴をお伺いさせてください。

 

 

弊社福岡全域住宅事業展開していますグループ経営しており細かく言え親会社では土地・マンションの事業三つ事業会社では住宅事業残り一つでは仲介・管理行っています戸建てに関して130~150棟ほど分社化展開しており大型含め正角販売ます売り上げ70~75億円社員85名です。

―住宅事業三つ事業会社行っいるいう非常ユニークですがどのよう経緯分社化されでしょうか。

 

この販売商品エリアなど違いあるわけではなく同じエリア同じサービス展開しています一般にはエリア分社化したり販売商品分社化するケース多い思いますが弊社よう分社モデル非常珍しいのでないでしょうか。このようユニーク分社体制には三つ要因あります

 

 

一つ人材配置です当時エリアごと営業部一つ事業会社分けいましたしかし優秀人員育っくる1人でも多く社長いう役職配置させたいいう思いあり分社することなりましたですので商品ごと分けるいうよりも人材育ったため分けことなったいう弊社の考え方です

 

二つにはある程度棟規模広がると、お客様にとって社長見ることできなくなる規模まで大きくなってしまいますそうするやはりお客様心理して不安など生じしまいますので一つ住宅組織50制限することお客様距離近い会社たかっいう二つ理由です

 

三つ二つと似ています社員数が100名超えくる顔を合わせることできなくなりマネジメント難しさ出てきます

 

 

ですので分社化することによってマネジメント効率上げたかっいう三つ理由です各社20名規模なので非常やりやすい組織体制なっている考えいます

 

非常ユニークですこのグループ経営について組織戦略いう観点でも効果あるでしょうか。

 

やはり複数社長設けること競争原理が働きます従来営業部門において営業マン25いる1位から25までの営業ランキングがグループ開示されますランキングによって商品変わるため、高い競争原理維持しておりますがこれ社長同士でも同じです社長同士切磋琢磨する背景して社長自身転籍したり降格したりすることあるので非常良い緊張組織芽生えます

 

 

自身事業会社立て直し転籍ており前社社長経験しています

 

素晴らしい取り組みです報酬などどうなるでしょうか。

 

あくまで親会社開発なりますので社長親会社役員して報酬もらいますこの役員報酬32自社業績、残り親会社業績年収決まります

 

またコミュニケーションにおいて月に1各社の社長同士の会議行いコミュニケーションとっいますまたそれ以外役員社長における営業のみ会議事業会社状況確認数字共有など行ったりしています

 

ありがとうございます今後社長いう役割増やしいくでしょうか。

 

 

今後について定量成長戦略掲げいるわけではありませんので社長増やすいう考えよりむしろ統合いう一つ選択肢入れ経営行っいます

 

我々は、売り上げより経常利益いくら残すいうこと重視しますですので、1人当たり生産性上げることKPIなっており具体には1人当たり1億売り上げ目指しいます85名社員が在籍しておりますので売り上げして85億円経常利益して8.5億円どのよう達成するいうこと意識しております

 

現状売上おいて近い水準まできてますが経常利益3~3.5億円ですので今後この経常利益どのよう上げいくいうこと重要論点なっていきます。しかし家賃収入来年は3億円5年5億円いうところまで見込めています。このしっかり進めいきながら単に住宅販売こだわらグループ経営してシナジー最大していきたい考えます

 

非常良い取り組みです本日はありがとうございました。

 

 

辰巳開発株式会社

福岡県を中心に展開する住宅会社で、「人と住まいと街づくり」をスローガンに掲げ、人と住まい、人と街、そして人と自然の理想的な環境を常に追求している。住宅の企画・販売に加え、アーバンデベロップメント事業やレンタルアパートメントリレーション事業にも取り組んでいる。

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