今回は、ポータルサイトの資料請求を増やすポイントと成功事例編について見ていきます。
なお、住宅業界のポータルサイトの中でもSUUMOは約9割の認知度があり、「住まい探しといえば?」の質問に対しては、圧倒的に多くの方がSUUMOを選択します。また、「利用しているWebサイト」の質問に対しても、同様に圧倒的な人気を誇っています。ですからポータルサイトの中でも今回はSUUMOを対象に資料請求を増やすノウハウについて見てまいります。
まず、下の図をご覧ください。SUUMO掲載における成果創出の方程式は「アクセス×クリック率×反響率」となります。
しかしながらアクセスはプランに左右するケースが多く、反響コントロール出来る領域に制限があります。ですから本記事ではクリック率と反響率に沿ってそれらをうまく引き上げている実際の掲載事例について見て参ります。
なお、こちらのクリック率と反響率上げるノウハウについては、下の記事に詳しく記載してますので、関心がある方はぜひご覧ください。
では本日の目次をお示しいたします。
ポータルサイトの資料掲載 成功事例
では、ここから他社の成功事例を順に説明していきます。まず一つ目の成功事例ですが、下の図をご覧ください。
近年はSNS普及に伴い、縦型動画視聴やショート動画が普及しています。こちらの事例では、縦型かつ1.5倍速の動画を載せることが反響率を良化させています。ここで使用されているのが、ショート動画になります。
また、コメントのフル活用についても行っています。基本的な画像やキャプションだけでなく、イベント情報・設備・構造タブ・売主コメントなどが入稿できる箇所は全てフル活用しています。また、動画CMに自前で撮影されたルームツアーを入れており、倍速で紹介していく内容がとても見応えがあり高い反響率を獲得しています。
次は、素材クオリティの強化です。素材のクオリティが高いと、他社物件と比較したときの現行映えがします。特に意識しているのが写真クオリティで、モデルを入れプロカメラマンに撮影依頼するなどを行っています。
また、モデルハウス強化についても見ていきましょう。大規模分譲地にコンセプトの異なるモデルハウスを建設し、条件付き土地を販売しています。
作り込んだモデルハウスのため、写真映えし広告集客力が高いのです。性能の良さを実際に感じてもらいやすく、来場時にカスタマーの購入意欲を上げやすい特徴もあります。モデルハウスについては、デザインや快適性などの住み心地に統一しながら、魅力が異なるモデルハウスを多数建築する点がポイントになります。
次はバランス訴求型についてです。こちらは、エリア訴求・会社訴求・上物訴求のバランスがよく、カスタマーの関心ポイントを網羅的にカバーしている現行事例になります。
関西では売り建てが多く、立地が決め手で選ぶカスタマーが70%ですが、これまでの立地が難しくなっている今は立地以外での魅力訴求が必要であると言えるでしょう。このような点を踏まえ、こちらの物件は、幅広く会社・建物を普及させており、ページビューが安定しているのです。
ログインもしくは会員登録の上ご覧ください。